レンタルできないバイエルンの韓国代表DF
インテルは、バイエルン・ミュンヘンの韓国代表DFキム・ミンジェを獲得する話が進んでいるのだろうか。11日のイタリアの報道を紹介する。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インテルの今夏の補強が守備優先になるとし、DFは1人ではなく、2人になるかもしれないと主張した。
そこでインテルはキム・ミンジェのレンタルをバイエルンに打診しているが、現時点で反応はよくなく、放出は完全移籍という方針のようだ。ただ、同紙は「まだ7月中旬だ」ともしており、これからバイエルンの態度が変わる可能性もあるとみている。
一方で『スポルトメディアセット』は、「現時点でバイエルンの反応は断固としてノー」と伝えており、昨年夏に投じた5800万ユーロの一部でも回収するつもりだとしている。
同メディアは、さらにウディネーゼのジャカ・ビヨルに注目しており、こちらは1500万〜2000万ユーロで獲得できるとのこと。フィオレンティーナやボローニャと争奪戦になるが、キム・ミンジェよりも現実的な選択肢とみられる。
『メッサジェーロ』は、ウディネーゼがビヨル放出の方針を固め、価格を1700万ユーロに設定したとしている。この報道によると、上記のクラブ以外に、アタランタ、シュトゥットガルト、ノッティンガム・フォレストも獲得に興味を持っているとのことだ。
さらに、『スカイ』などが11日に伝えた情報によると、新たにエラス・ヴェローナのフアン・カバルが候補に挙がっており、今後の動きに注目が集まっている。