バレンティン・カルボーニの放出もなし?
インテルの守備補強は誰になるのだろうか。マリオ・エルモソの獲得について、9日の『DAZNイタリア』と『トゥットスポルト』の報道を『FcInterNews』が伝えている。
アトレティコ・マドリーとの契約が満了してフリーのエルモソは、複数クラブから関心を集めている。インテルは関係者と接触しており、争奪戦で良い位置につけているものとみられている。ナポリも興味を持っているが、『DAZNイタリア』の記者によると、ラファ・マリンとアレッサンドロ・ボンジョルノの獲得後に人員整理の必要があるため動きが止まっているようだ。
一方で『トゥットスポルト』は、オークツリーがエルモソの獲得に待ったをかけたと伝えている。オークツリーが若手育成の方針であることはすでに周知のことで、フリーだとしても29歳のエルモソの獲得には難色を示しているという。
同じフリーであれば、トリノを退団した32歳のリカルド・ロドリゲスの方がはるかに年俸が安く済むため、オークツリーはこの案を推しそうだ。また、ロレンツォ・ピローラの復帰など、若手というのも選択肢になるものと考えられている。
また、同紙はこれに関連して、バレンティン・カルボーニの放出にもブレーキをかけていることを伝えている。よほどのオファーがなければ期待の若手を手放すことはないとした。そのよほどのオファーというのがいくらなのかが肝心だが、3500万〜4000万ユーロというのが一つの目安のようで、獲得に興味を持っているマルセイユがこれを用意するとは考えにくく、現時点では残留の可能性が高いとみている。