イタリア屈指のCBはアントニオ・コンテのもとへ
トリノのアレッサンドロ・ボンジョルノは、ナポリへ行くことになったようだ。『スカイ』などが5日に伝えている。
ボンジョルノの移籍は、トリノとナポリが大筋で合意に達した後にインテルが参戦したことで注目されていた。しかし、『スポルトメディアセット』が「インテルは遅すぎた」と報じているように、間に合わなかったようだ。
『スカイ』によると、5日にボンジョルノはナポリから提示された条件に大筋で合意した。あとは、契約3年目以降に7000万ユーロの契約解除金を設定することなど、細部を詰めている段階とのことだ。
インテルが間に合わなかった理由は、人員整理が原因とみられている。インテルは、サウジアラビアのクラブからオファーがあると噂されるステファン・デ・フライを放出できればボンジョルノに正式なオファーを出す予定だったが、噂されるアル・イテハドはステファノ・ピオリの監督就任がまだ決まっておらず、デ・フライへのオファーもまだ出されていない。そのため、ボンジョルノ獲得を決められず、争奪戦の結果はナポリに軍配が上がった。
なお、インテルは守備補強としてマリオ・エルモソの獲得に方向転換している模様。まだオークツリーの承認を得ていないが、接触を開始しているようだ。
