電撃始動の狙いは?
インテルは、トリノのアレッサンドロ・ボンジョルノを獲得する可能性が急浮上しているようだ。『スカイ』が4日に伝えている。
この日、インテルのオフィスには様々な人物が訪れている。そのうちの一人が、代理人のジュゼッペ・リーゾだ。こちらはガエターノ・オリスターニオのヴェネツィア行きについての話がメインと思われていたが、その中でボンジョルノについても重大な話があったという。
ボンジョルノは先日、ナポリへの移籍がトリノとの間で大筋合意に達したことが伝えられていた。これを受けて、インテルも3500万ユーロ+ボーナス500万ユーロでオファーを出して獲得の意思を示し、選手に対しても5年契約を準備していると伝えた模様だ。オファーは同等で、あとはボンジョルノの意思次第とみられている。
インテルは以前からボンジョルノに興味を持っていたが、最近はめっきり話が消えていた。それが突然動き出したのは、タジョン・ブキャナンの負傷とも関係があるとみられている。
ブキャナンの負傷により、インテルは左ウイングバックを1人欠くことになったが、フェデリコ・ディマルコの控えにはカルロス・アウグストがおり、各ポジションに2人ずつという体制はできあがっている。カルロス・アウグストは左センターバックとしての起用もあったが、ここにボンジョルノを加えることで、ブラジル人の負担を減らすと同時に、ディフェンスラインの若返りも狙えるというアイディアだ。
『DAZNイタリア』によると、インテルはアトレティコ・マドリーのマリオ・エルモソにも興味を持っているとのことだが、センターバック補強が動き出しているのだろうか。