ライバルたちについて話すインテルOB
元インテルのマルコ・マテラッツィが、セリエA2024/25シーズンの日程発表イベントで報道陣にコメントを残した。『FcInterNews』が3日に伝えている。
ユヴェントスのメルカート
「良い感じにやっている。若い監督を連れてきた。3冠のときのオレのチームメートがそこへ行ったのは残念だけどね。彼と話したか? いや、ユヴェントスの人間とはね。というのは冗談だけど、良いプレーをするチームをつくろうとしてくるだろう。ただ、すぐに適した人材を見つけるのは簡単じゃない。それでもユーヴェは常にユーヴェで、常にリスペクトしなければいけない」
イタリア代表について
「ホントに残念だ。EURO2024はみんな観ていた。優れた選手がそろっているが、いまはどこも良いサッカーをする。地震が去ったら、次はワールドカップのことを考えなければいけない」
ルチアーノ・スパレッティでワールドカップ?
「それはグラヴィーナとスパレッティに聞いてよ。ブッフォンが残ると聞いたけど、それぞれが責任の大小に関係なく、自分自身に疑問を持ってほしい。彼は2、3日瞑想をして残ることを選んだ。ここからジジの再スタートだろう」
ジョシュア・ザークツィーとロメル・ルカクならどっち?
「チームによるね。ミランだとしたら? ルカクは7カ国を渡り歩いた。その上で彼がどこに行くかだ。いつだって、彼は自分で自分の行き先を決めてきた。これまでの彼は、インテルでしか成功を収めていない。ただ、そのインテルではあまりにも見事だった。ただ、いまは物語が変わって、オレたちにはテュラムもラウタロ・マルティネスもいる。オレたちは後悔なんてないけど、彼にはあるかもしれないね」
ルカクはアントニオ・コンテ監督のもとで活躍できるか
「それは分からない。ただ、オレに言えるのは、彼ら2人だけじゃないってことだ。バストーニもバレッラもラウタロも…、みんなが勝利に貢献していた。彼はコンテのハードな練習を知っている。ただ、セリエAはここ3、4年で成長したし、どっちが明らかに有利みたいな試合はない。我慢の必要があることを理解した上でピッチに立つはずだね」