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インテルのジレンマ。カルボーニは残留か放出かレンタルか…

アルゼンチン代表FWはまずインザーギ監督がチェック

インテルは、バレンティン・カルボーニをどう扱うのだろうか。『スカイ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が18日にフォーカスした。

カルボーニは2023/24シーズンにレンタル先のモンツァで飛躍を遂げ、現在はアルゼンチン代表としてコパ・アメリカに備えている。19歳の才能をどう扱うかは、インテルにとって難しい問題だ。

財政難のインテルは、ビッグネームを獲得するために誰かを手放さなければいけないため、金の卵が放出対象に可能性がある。今後もっと価値が上がることもあり得るし、これからインテルの主力になることも考えられるだけに、重要な決断だ。

『スカイ』によると、最近ではアタランタへのレンタルという話が浮上している。インテルでプレシーズンキャンプに参加したのち、コンスタントに起用するのが難しいとシモーネ・インザーギ監督が判断したら、さらにステップアップできるクラブを探すというプランだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インテルの戦術もジレンマだとしている。右ウイングが本職のカルボーニは、インテルの3−5−2でポジションがない。セカンドトップの適性もあると言われているものの、すでにそのタイプはそろっており、カルボーニでなければいけないということはないだろう。3−4−1−2にしてトレクァルティスタを置くことで、ライン間の動きを得意とするカルボーニの特長を活かせるという見方もあるが、カルボーニのためにシステムをつくるかと言われると微妙なところだろう。

まだカルボーニの去就は不透明。プレシーズンキャンプでインザーギ監督の目にどう映るかが重要になりそうだ。カルボーニの去就はチームの補強にも影響するだけに、今後の動向に注目が集まる。

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