まずはプリマヴェーラ、将来的にはアチェルビやデ・フライの後任?
インテルは、ベティスからアレックス・ペレスを獲得することが濃厚になっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は15日、インテルのプランを予想するとともに、ヤン・ビセックとの違いに言及した。
インテルは昨季、安値で獲得したビセックが良い仕事をした。レギュラー格ではないものの、必要とされたときにピッチに立って仕事を全うしている。アレックス・ペレスもほぼ無名という状態でのインテル加入だが、同紙は2人の立ち位置が全く違うと指摘している。
ビセックはプロとして4年の経験があり、トップチームに入ることを前提とした取引だった。一方のアレックス・ペレスはまだ18歳の若手で、ベティスのBチームでプレーしていたに過ぎない。
インテルはまず、アレックス・ペレスをプリマヴェーラでプレーさせるつもりとのこと。適応もかねて1年間プレーさせたあと、トップチームに昇格するか、そのままレンタルに出すかを判断することになるという。
インテルでは、フランチェスコ・アチェルビが36歳、ステファン・デ・フライが32歳と、最終ラインの高齢化が進んでおり、若返りが必要になる。そのときにアレックス・ペレスが成長していれば、インテルにとっては理想的と言えそうだ。