リーダーたちの決断を喜ぶベルゴミ
インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミが、1日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でラウタロ・マルティネスの契約延長に触れた。
この数週間でインテルとの契約延長の行方が話題になっていたラウタロ・マルティネスだが、5月31日に大筋合意に達したことが報じられた。インテルの元カピターノは、これが「大きなシグナル」と語っている。
「うれしくない噂が流れていたが、ラウタロが契約を更新するという決断は、オークツリーが新しいチームの土台を築くだけでなく、クラブ全体の環境を活性化する意味でも大きい」
「ラウタロの給料は高額だが、もっと受け取ることもできただろう。過去にどれだけ多くの選手がお金に目がくらんだか、我々は知っているはずだね。つまり、ラウタロは、インテルのティフォージとその愛情こそが原動力だということを知っているということなんだ。彼と彼の妻のミラノに対する愛情が影響を与えたのだろう。この契約延長で、インテルはもっと多くの勝利をつかめるはずで、インテルは真のカピターノを頼りにできることを知っている」
ラウタロ・マルティネスの能力以外の部分も称賛した。
「彼は得点が決まらない時期があったが、それでも常に戦って、チームを助けてきた。私は彼のことを個人的に知っているわけではないから、ロッカールームでどうかまでは知らないが、ピッチでの振る舞いをみれば、リスペクトされていることを感じる。ほとんど試合に出ていない選手も全く論争を起こすような発言をしなかった。それは、リーダーである彼の功績もあるだろう」
ニコロ・バレッラの契約延長も近いと言われている。
「副キャプテンの契約延長も間近だ。彼も成長が著しい。前は味方にすぐ不満をぶつけていたが、そういった姿勢も減った。守備面で自分を犠牲にすることが増えたし、チームのバランスを重視するようになった。1対1を仕掛ける回数を減らしたことで、速攻を浴びるリスクを減らしたね。彼もまた、チームの重要なベースの一人だよ」
