コンテ体制でいきなりトラブルか
ナポリのジョヴァンニ・ディ・ロレンツォは、この夏に移籍するのだろうか。マリオ・ジュッフレーディ代理人は1日、改めて移籍を目指す意思を明言している。
同代理人は先日、ディ・ロレンツォが今夏の移籍市場で動く意思があると話していた。しかし、アントニオ・コンテ監督が残留させることを望んでいると報じられ、その後、ナポリはディ・ロレンツォの契約がまだ残っていると声明を出した。
ジュッフレーディは『CalcioNapoli24』に対して、次のように語っている。
「ナポリの声明を読んだ。ただ、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長を含めて、ナポリは自分たちの行動の結果として私が動いていることを忘れるべきではない。5月19日の会見で、すべての選手に移籍の可能性があると宣言したのはむこうのほうだ」
「それを受けて新しいスポーツディレクターのジョヴァンニ・マンナが選手個々と話し合いを始め、ディ・ロレンツォにもそのコンセプトが伝えられた。適切なオファーがあれば放出を検討するという態度が示された。そのあとで、なぜ2週間も経たないうちに前言を撤回して方向転換しようとしたのか、だ。言葉はビンタ以上に相手を傷つけることがある。今回はお互いの信頼関係にダメージを与えるものだった。表で言っていることと真逆なのだから」
「我々は、選手がナポリを離れる方向に向かって引き続き努力していく予定だ」
インテルなどが関心を示しているとされるディ・ロレンツォの周囲は、これからもしばらく騒がしくなるかもしれない。