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インテル買収は「除外しない」とモラッティ。ただし、現状は厳しいとも

将来の可能性を否定せず

インテルの元会長であるマッシモ・モラッティが、クラブを買い取る可能性を否定しなかった。『オッジ』誌に対するコメントを29日に『FcInterNews』などが伝えている。

蘇寧グループからオークツリーに経営権が移ったインテルは、新しい時代に突入した。今後はオークツリーのもとで経営を安定させた上で、将来は別のオーナーを探すことになる。

インテルのオーナー復帰についてたびたび問われているモラッティは、次のように語った。

「難しいが、除外はしないよ。妻には毎晩、またインテルを買わないの?って聞かれるんだ。そのたびに新しい理由を考えないといけないんだ。私たちの子どものマオとジョヴァンニはインテルが大好きだし、カルロッタはインテル・キャンパスの会長として世界中を飛び回っているよ」

「子どもの頃は、自分がインテルの会長になるなんて思ってなかったが、実際にそうなった。つまり、先のことは誰にも分からないということだ」

しかし、現実的には難しいという。

「インテルを買収して、トップに保ち続けるのはコストがかかりすぎる。今の時代は、起業家だけでどうにかなるものではない。あのレアル・マドリーでも借金はたくさんあり、会長兼ファンは大変だろう。オークツリーは非常に強固だが、負債はとても大きい。彼らがそれを放置するとは思わない。結果を出しつつバランスを取ることが大切だろう」

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