6月上旬の交渉が重要
インテルは、デンゼル・ドゥンフリースの去就が不透明だ。『FcInterNews』が24日に現状を伝えている。
新体制の動きを待っているのは、ラウタロ・マルティネスだけではない。ドゥンフリースは、年俸500万ユーロで2028年までの契約を求めているが、インテルの提示は年俸400万ユーロ+ボーナスで2027年までというところから動いていない。インテルは、契約期間を延ばすことは可能というスタンスだが、年俸の増額は考えていないという。次の交渉は6月上旬に予定されており、合意に至らなければアストン・ビラへの移籍の可能性が高いようだ。アストン・ビラはチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、移籍金3000万ユーロを用意できるものとみられる。
インテルは、後釜候補としてナポリのジョヴァンニ・ディ・ロレンツォをリストアップしており、数週間前に関係者同士が接触済みと伝えられている。ディ・ロレンツォはナポリでのサイクルを終えたと考えており、新しい挑戦を求めているようだ。
インテルとしては、ドゥンフリースの残留が最優先だが、場合によってはディ・ロレンツォを迎える準備も整えている。全ては次の交渉の結果次第であり、クラブの動向が注目される。