スペイン人ビジネスマンはカルチョへの情熱も十分
インテルの新経営陣に、アレハンドロ・カノが加わることになる見込みだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が24日に取り上げた。カノはオークツリーのマネジングディレクター兼ヨーロッパ共同責任者で、複数企業の取締役を務めるビジネスマンだ。
カノは、法務担当兼グローバル戦略マネジャーのキャサリン・ラルフとともに23日までミラノに滞在していた。早ければ、来週にもイタリアに戻ってくる予定だという。
1980年生まれのスペイン人であるカノは、バルセロナ工科大学で電気通信工学を学び、その後、スタンフォードビジネススクールでMBAを取得した。ヘルマン・アンド・フリードマンやゴールドマンサックスで投資を担当し、マッキンゼーでも上級研究員を務めたという輝かしいキャリアの持ち主だ。
イタリアへの情熱もあり、イタリア語が堪能だというカノは、インテルで最初のミーティングから十分な熱意を示したと記事は伝えている。オークツリーにとって、トップレベルのサッカークラブ経営は初めてだが、カノのリーダーシップは、インテルを成長に導くだろうか。
