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インテル、オークツリー体制でも継続路線か。チャン会長は粘る

マロッタCEOらは続投するとガゼッタ

インテルは19日のセリエA第37節ラツィオ戦のあと、優勝トロフィーを授与され、改めて20回目のスクデットの喜びをかみしめている。その一方で、20日にはクラブの今後を左右する大きな動きがあるかもしれない。20日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が状況を伝えた。

インテルは現在、クラブの経営権がどうなるかが大きな話題となっている。19日の報道によると、スティーブン・チャン会長が借入の返済期限に間に合わず、オークツリーに経営権を譲渡する可能性が高まっているようだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、オークツリーにインテルの経営権が渡ったあとについて言及している。

前日までの報道では、最悪のシナリオとして、オークツリーがインテルの予算を大幅に減らし、現首脳陣の退任や主力の放出もあり得るという話もあったが、『ガゼッタ』はオークツリーはジュゼッペ・マロッタCEOらディレクター陣の働きを評価しており、継続路線でいくという。

そのため、シモーネ・インザーギ監督やラウタロ・マルティネス、ニコロ・バレッラといった中心人物たちの契約延長は少し先延ばしになるものの、方針そのものに変更はないとした。

今後、オークツリーは数カ月から数年をかけて、改めてインテルの価値を高めつつ、クラブの買い手を探すことになるという。

スティーブン・チャン会長は最後までインテルを手放さないために全力を尽くしていると言われるが、タイムリミットは目前。このまま関係は終わるのだろうか。

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