残留争い中のフロジノーネが7試合ぶり敗戦
10日に行われたセリエA第36節のフロジノーネ対インテルは、5-0でアウェーのインテルが大勝した。
前節は残留争い中のサッスオーロに敗れてしまったインテルは、今節も降格の危機にあるフロジノーネとの対戦で心配の声もあったが、シモーネ・インザーギ監督はこれまで出番が少ない選手を起用するという方針を変えず、ヤン・ビセックやダヴィデ・フラッテージ、クリスチャン・アスラニ、マルコ・アルナウトビッチらが先発で出場した。
19分、ハイプレスからボールを奪いきると、ペナルティーエリア左からマルクス・テュラムがクロスを入れ、フラッテージが飛び込んで先制した。40分にはワリド・ケッディーラの強烈なシュートがポストを叩いてヒヤリとしたが、後半は一方的な展開となる。
60分、ニコロ・バレッラの絶妙な股抜きパスを受けたフラッテージがシュートも狙えた場面で中へ折り返し、アルナウトビッチのゴールを演出すると、77分には途中出場のタジョン・ブキャナンがドリブル突破からインテル加入後初得点を決めた。80分にはラウタロ・マルティネスにも久々のゴールが生まれると、84分にはマルクス・テュラムも続き、終わってみれば5-0。得点が欲しかった選手がゴールを挙げたインテルはが大勝を飾った。