イタリア代表も前向きか
インテルは、トリノのアレッサンドロ・ボンジョルノをセンターバック補強のトップターゲットに置いているようだ。『FcInterNews』が7日に伝えている。
トリノが求める移籍金
インテルが最も注力しているのは、もちろん4000万ユーロと言われる移籍金の捻出方法だ。まずはバレンティン・カルボーニの放出で3000万ユーロを確保したい意向とされている。そのほかに、フランチェスコ・ピオ・エスポジトを差し出す準備もありそうだ。インテルはレンタル料を支払い、完全移籍を前提としたレンタル移籍という形での取引を目指しているという。
ボンジョルノの意向
ボンジョルノは昨年夏にアタランタ行きを拒んだとされているが、ビッグクラブ行きには前向きとみられる。実際、ミランには今年1月にOKを出したと言われているが、こちらはミランがトリノに提示した条件が不十分で成立しなかった。ユヴェントスはトリノへの愛着からボンジョルノが好んでいないため、実現の可能性は低いとみられる。
さらに、トッテナム、ニューカッスル、アトレティコ・マドリーといった関心があると言われているイタリア国外のクラブが動きを強めていないこともあり、インテルはボンジョルノにとって良い候補となっている。家族と遠く離れる必要がないことも後押しとなりそうだ。
インテルは給料を抑えられることにも魅力を感じており、年俸は250万〜300万ユーロで話がつくとされている。
トリノの意向
トリノはボンジョルノを売却したいわけではなく、要求に届かなければ、放出を認めるつもりはないというスタンスとされている。
つまり、インテルがトリノを説得できるかがカギであり、獲得の可能性は十分にあり得るようだ。