補強資金を捻出できるか
インテルは、この夏に誰を手放すのか。6日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が取り上げている。
ジュゼッペ・マロッタCEOらインテル首脳陣は、今夏のメルカートが継続路線で、大きな変更はないと話していた。それでも、数人の変更があるのはほぼ間違いないだろう。同紙は、デンゼル・ドゥンフリース、マルコ・アルナウトビッチ、そしてバレンティン・カルボーニの退団が濃厚だと伝えた。
ドゥンフリースはシーズン序盤の存在感が消えてしまい、現在は契約延長交渉がまとまっていないため、放出候補になっているようだ。インテルは2500万〜3000万ユーロのオファーを待っているものとみられる。
昨年夏に獲得したアルナウトビッチは、ケガによる離脱もあり、期待された活躍はできなかった。メフディ・タレミの加入が決まっており、さらにジェノアのアルベルト・グズムンドソンも狙っていることを考えると、アルナウトビッチは放出候補となるようだ。
バレンティン・カルボーニの場合はやや状況が違う。モンツァにレンタルされてアルゼンチン代表デビューも果たした金の才能であることは明らかだが、シモーネ・インザーギ監督体制が続くことを考えると、ウイングが本職となるカルボーニは戦術的に置きどころが難しい。そのため、大金を出すクラブに売却する可能性があるという。インテルは19歳のカルボーニに3000万ユーロの値札を付けているようだ。