降格圏に低迷するサッスオーロは、今季セリエAで唯一負けた相手
インテルは、4日のセリエA第35節でサッスオーロと対戦する。残留を目指すサッスオーロにとっては勝ち点3が欲しい一戦だが、インテルにとっても譲れない理由があるゲームだ。
今季のインテルは、34試合を終えて敗戦が1つ。その1つを喫した相手が、サッスオーロだった。それ以降28試合負けなしを続けており、同じ相手にまた敗れることは避けたいだろう。
インテルのカンピオナート無敗記録は、史上3番目の長さ。2007年4月から2008年2月にかけての31試合と、2006年5月から2007年4月まで33試合というのが現在の無敗を上回るクラブ記録だ。
また、連続得点記録も続いている。今季のカンピオナートで全試合得点中のインテルは、昨季から42試合続けてゴールを挙げており、1シーズン全試合得点という快挙も視野に入れている。
さらに、インテルは勝ち点も記録的で現在89。セリエAで勝ち点90を超えたのは、2020/21シーズンの91と、2006/07シーズンの97の2回だけで、まもなくこの大台も捉える見込みだ。
サッスオーロ戦のスタメンは?
それでも、優勝が決まり、パレードも終わったいま、出番が限られていた選手にチャンスを与えるのはフェアなことだろう。
3日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ヤン・ビセック、ダヴィデ・フラッテージ、クリスチャン・アスラニ、マルコ・アルナウトビッチのスターティングメンバー入りを予想している。『スカイ』は、エミル・アウデロ、フラッテージ、アスラニ、アレクシス・サンチェスが先発ではないかとした。