ユヴェントス戦で傷を癒やしたいミラン指揮官
ミランは27日のセリエA第34節でユヴェントスと対戦する。ステファノ・ピオリ監督が試合前日会見に臨んだ。『スカイ』などが伝えている。
前節インテルとのミラノダービーを落とし、目の前でスクデットを決められたミランは、ピオリ監督の退任が確実と言われている。失意のシーズンを過ごしたミランだが、指揮官は妥当な結果だと語った。
「我々は全力を尽くしたが、常にベストを発揮できたわけではないだろう。インテルはこの4年間、セリエAで最も強いチームだったが、2度しか優勝していない。一方で、我々はこのカンピオナートで最も強いチームになったことはないんだ。我々はトップを目指して戦った。成功することもあれば、常に最高のプレーができたわけでもない」
シーズン残り5試合のモチベーションは難しい。
「なぜだ? 残り5試合あれば、多くの勝ち点を獲得できる。自分たちが何者なのか、ミランであることを示さなければいけない」
ミランはユヴェントス戦でダヴィデ・カラブリアとテオ・エルナンデスが出場停止だ。
「明日のカピターノはラファエル・レオンだ。ダービーに負けて、ライバルが喜ぶのを見るのはつらかった。我々は、次の試合で悔しさをぶつけるだけだ」