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インザーギ「最高の一日になるかもしれない」。優勝を信じた決定的な試合は?

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

ミラノダービーでスクデットを決めたいインテル

インテルのシモーネ・インザーギ監督が21日、セリエA第33節ミラン戦の前日会見に臨んだ。

ミラノダービー5連勝中のインテルは、勝てばスクデットが決まる特別な状況だ。インザーギ監督はさまざまなテーマに触れた。

いまの心境は?

「ダービーはいつでもダービーだ。最高の感覚だね。明日のスペシャルな一日になるかもしれない。だから最善の準備をしてきた。ベストな準備をするための練習があと2セッション残っているね」

ダービーでスクデットは歴史的

「そのことは選手たちとも話した。我々はみんなで素晴らしい旅をしてきた。全員にとって最高の日になるかもしれない。ただ、強制とは考えてはいけない。実現のためにベストを尽くすが、自分たちのすべきことに集中だ。我々はカンピオナートを支配した。多くの落とし穴はもうほとんど乗り越えたから、今日はぐっすり眠りたいね」

スクデットが懸かるダービーでは何が変わるのか

「前回のダービーはうまくいったが、明日の試合には何の意味ももたない。大事なのは、我々がどうピッチに立つかだ。相手も必死だ。2位のチームでホームゲームであり、何が何でもという気持ちのはずだね」

最も誇らしいことは?

「ミラノにきて3カ月で、ティフォージから呼び止められるようになり、インテルのプレーをほめてもらったことだね。それが最大の賛辞だ」

人として、この2年前と比べてはどう?

「濃密な3年間だった。たくさん勝つことができた。負けたこともあるが、スタッフとともに一度たりとも諦めたことはなかった。勝ったときも負けたときも、同じ方法で取り組んできたよ。努力が一番だね」

「そして、素晴らしい選手に恵まれた。ゴールに達したとき、全選手の頑張りを思い返すだろうね。ここを去った選手も含めて、全員のおかげで我々はここまでやってきたんだ」

スティーブン・チャン会長があなたの続投を明言した

「その話は聞いたよ。うれしい言葉をもらったね。しかし、驚くようなことでもないだろう。素晴らしい関係なのだから。特に、調子があまり良くないときの会長の姿勢には感謝するしかない。会長はインテルの歴史でも偉大な勝者の一人だ。私には非常に優秀な経営陣がついてくれている。だから、我々が考えることは一つしかないんだ」

●インテルのチャン会長「売却の噂は嘘。チーム全員が誇らしい」

チャン会長はあなたを贈り物と言った。あなたにとってインテルが贈り物なのでは?

「そのとおりだね。壮大な旅だったが、みんなで目的地は同じだった。この3年間で全員が望んだ大きな目標に近づいている。残り6試合でベストを尽くさなければいけない。もちろん、できるだけ早く決まることを望んでいるよ」

サイクルは続くのか

「そうでなければいけない。我々はずっとカルチョをしてきた。全ての試合が同じというわけではないが、ディレクター陣も継続路線のために動いている。もちろん、私とチームはこのシーズンに集中しているけれどね」

この旅を振り返って、タイトルをつけるなら?

「それは君の得意分野でしょ?(笑) とにかく、この3年間を一緒に戦えたことに満足している。最高の団結力だ。インテリスタたちの歓喜をみるとうれしいね。ただ、最後のステップが残っていることも忘れてはいけない」

ステファノ・ピオリの現状

「素晴らしい監督だ。人としても素敵だよ。ラツィオで一緒にやったし、ミランで素晴らしい仕事をした。彼の幸運を祈っている。火曜日以降の、ね」

ラウタロ・マルティネスのゴールが止まっている

「そうだね。彼はよく取り組んでいる。代表ウィーク、休養、出場停止もあった。ただ、モチベーションは高いし、集中もしているよ」

シーズンの採点は?

「もう少し待とう。いまのところ素晴らしいシーズンだというのは確かだが、あと1カ月ある」

カンピオナートで優勝できると感じた時期は?

「プレシーズンキャンプから希望はあった。気温が38度から40度あった日本での取り組み方も素晴らしくて期待が持てた。最高の気候とはいえない中でもやるべきことをしていたね。長い旅で、難しい試合もたくさんあった。ただ、ユヴェントスとの直接対決はすごく大きかった」

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