ELベスト4にイタリア勢2つも…
ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグが18日に行われ、ベスト4が出そろった。セリエAではミランを下したローマと、リバプールから金星をあげたアタランタが残っている。
ただ、インテルはクラブの財政を考慮して、他国のクラブを応援するかもしれない。準決勝でアタランタと対戦するフランスのマルセイユだ。
マルセイユといえば、インテルからホアキン・コレアがレンタルされているクラブである。マルセイユが翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得すると、コレアの完全移籍が義務に切り替わるため、インテルはマルセイユの成功を願っているものと推察される。
マルセイユは現在、リーグアンで9位となっており、リーグ戦の順位でチャンピオンズリーグに出場するのは絶望的だ。それでも、ヨーロッパリーグで優勝すれば、チャンピオンズリーグに出場することができる。
コレアは今季、ここまで公式戦17試合に出場して、無得点でアシストもついていない。そのため、買取義務が発生する以外に、マルセイユがコレアを買い取る理由はないといっていいだろう。
インテルはコレアのレンタル料として200万ユーロを手にしているほか、完全移籍となった場合はさらに1000万ユーロを受け取ることができる。クラブとしては、やはりマルセイユの成功を願っているかもしれない。