インテル優勝間近、ミラノは安全対策を協議

お馴染み2階建てバスのルートはカオス状態必至

インテルのスクデットに向けて、ミラノの街も準備を始めている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が15日に伝えた。

20回目の優勝が目前のインテルは、スクデット獲得を大々的に祝うことになるが、ミラノとしては街の治安が心配なところ。ミラノ県知事が数日中に警察やインテルのディレクター陣と会談し、安全対策について協議することになるという。

特に調整が必要なのは、パレードのバスが通るルートだ。サン・シーロからドゥオーモ広場に向かうバスの通り道には、多くの人が詰めかけるはずで、トラブルが起こる可能性が最も高く、多くの警官を配置しなければいけない。

ミラノダービーで優勝が決まった場合、優勝パレードは試合翌日の23日が現時点での有力候補だ。トリノ戦で決まった場合は、午後に行われる試合が終わった直後にバスに乗り込むことになるという。

現時点で当局から安全面を考慮して試合時間を早めてほしいといった要請はないとのこと。警察が最も警戒しているのは、22日のミラン戦で決着した場合で、街に繰り出すインテリスタたちと仕事を終えて帰宅する人の接触を最小限に抑えることを目指して準備をしているようだ。