むしろミラノダービーへの舞台が整う…?
インテルは8日のセリエA第31節でウディネーゼと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。インテルは次節カリアリ戦で、2人の出場停止者が出ることになっている。
インテルは試合終盤、バンジャマン・パヴァールとラウタロ・マルティネスが警告を受けた。2人は累積リーチだったため、カリアリ戦で出場停止になる予定だ。
インテルにとっては、むしろ好都合だったようにもみえる。順調にいくと、第33節ミラン戦は優勝が懸かった大一番になる見込みで、この場にカピターノがいないのは複雑なところだ。記念すべき20回目のスクデットを懸けたミラノダービーに向けて、かえって良い準備ができたと捉えることもできる。
ラウタロ・マルティネスに、カリアリ戦で累積を消化するため…、という意識があったのかは考えにくいところ。ラウタロ・マルティネスが警告を受けたのは後半アディショナルタイムの3分で、インテルがまだ逆転弾を決めていない段階だった。無理に警告を受けて止めるような場面ではなかったとしても、ラウタロ・マルティネスに精神的な余裕はなかったように映っている。
なお、カリアリも2選手が出場停止となる。アレッサンドロ・デイオラとナイタン・ナンデスが出場停止でインテル戦を欠場する予定だ。