ニコラは事を荒立てず、「ディマルコが見事だった」
インテルは1日に行われたセリエA第30節でエンポリと対戦し、ホームで2-0の勝利を収めた。エンポリのダヴィデ・ニコラ監督が試合後の会見でコメントを残した。『FcInterNews』が伝えている。
この一戦では、インテルの先制点に疑惑の目が向けられている。開始5分にフェデリコ・ディマルコのゴールで先制したインテルだが、このゴールに至るアクションでバンジャマン・パヴァールが前線に出したフィードでマルクス・テュラムが抜け出したところがオフサイドだったのではないかと一部で騒がれている。
ニコラ監督は、判定を嘆きながらも、事を荒立てるつもりはないようで、次のように語った。
「テュラムのオフサイドを取ることができたのではないかと思う。判定は受け入れるが、同意はしない。微妙なポジションだった。ただ、ディマルコが見事だったね。我々もインテルを苦しめようとして、パフォーマンスには満足している。エンポリは自分たちの試合をしたよ」
また、インテルのサイドと中央のコンビネーションへの対応についてもコメントしている。
「1対1に強く、ポジションの入れ替えも抜群だ。スペースに対する意識、距離感を保つことが必要になる。相手によっては、ある程度数的不利でのデュエルも受け入れなければいけない。今日は同点ゴールをどこかで決められると信じていたよ」