夏にブラジル代表GK獲得か
インテルがアトレチコ・パラナエンセのGKベント獲得に近づいているのかもしれない。『トゥットスポルト』は3月31日に、アルベロのインタビューを紹介した。『FcInterNews』が取り上げている。
アルベロはかつてシエナやウディネーゼでプレーしたブラジル人で、現役引退後は主にブラジルで指導者をしている。2021年から2022年にかけてアトレチコ・パラナエンセを指揮しており、ベントをレギュラーに定着させた監督だ。
当時を振り返り、アルベロが次のように話した。
「あのときベントで行くべきか、別のGKを獲得すべきかという話題になった。スタッフ全員が『誰も必要ない。すでに優秀な選手がいる』と答えたんだ。ベントはすでに技術レベルが高く、精神的な資質も感じさせていた」
ジュリオ・セーザルとの比較についても触れている。
「そのとおりだね。彼は足もとも優れており、プレーを読む力もある。ショートパス、ロングパント、ロングスローのチョイスもタイミングも良い。もっと足が強ければ、DFやMFでプレーしていたかもしれない」
ベントの移籍のタイミングは2024年夏とされている。ただ、インテルはヤン・ゾマーがおり、すぐにレギュラーというのは難しいかもしれない。
「人間的に彼は賢く、GKとしてとても優秀だ。どのチームでも一番手になる力はあると思う。最初は12番だったとしても、適応することはできるだろう」
移籍金は1500万ユーロとされている。
「ベントの獲得は良い契約になるはずだ。優秀で若い。ブラジル代表にも声がかかるようになってきた。ブラジルには良いGKが何人かいるから、レギュラーに定着するかは状況次第だが、イングランド代表戦ではとても良い仕事をしたね」