年齢とフィジカルに心配ありのイタリア代表DF
インテルのフランチェスコ・アチェルビは、長期出場停止の危機を回避したが、インテルでの未来には疑問が生じている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が30日に取り上げた。
「無罪判決が出たものの、アチェルビのインテルでの未来は未定」と同紙は伝えており、2つの理由を挙げている。1つは、年齢で、2月10日に36歳になったところだ。そしてもう1つは、フィジカルの問題だという。アチェルビは今年に入って右ふくらはぎを2度痛めている。クラブワールドカップも加わる状況で、シーズンを通して活躍できるかに疑問符が付いている。
そして同紙は、インテルが3人の後釜候補をチェックしているとした。トリノのアレッサンドロ・ボンジョルノ、ペール・スフールス、そして、ウディネーゼのジャカ・ビヨルだ。
インテルの本命はボンジョルノだが、こちらはトリノの評価額が4000万ユーロということで、かなり厳しい。スフールスは2500万ユーロ程度とされている。トリノは大物を手放してキャッシュを生み出したい以降で、スフールスの放出に前向きとされている。
ただ、スフールスは昨年10月の大ケガからまだ復帰していないため、回復後のコンディションが分からないという点が難しいはずだ。
ビヨルはこの中で最も簡単に獲得できる候補とされているが、これからインテルに動きはあるのだろうか。
