ホアキン・コレアの完全移籍オプション発動が懸かる
インテルはスクデットに向けてひた走りながら、リーグアンのマルセイユにも注目している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えた。
マルセイユといえば、現在ホアキン・コレアがレンタルで加入しているクラブだ。インテルはもうコレアを必要としていないはずで、完全移籍での放出を望んでいるものとみられる。
しかし、今季のコレアは全くと言っていいほど活躍しておらず、マルセイユが自発的に獲得を望むような状況ではない。
ただ、マルセイユが翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得すると、自動的に完全移籍オプションが発動される。つまり、移籍金として1000万ユーロがインテルに舞い込むということだ。
チャンピオンズリーグ出場権は険しい道のり
マルセイユは現在、リーグアンで暫定7位。チャンピオンズリーグ出場の可能性がある4位までは勝ち点7差という状況だ。しかも、今後の相手はパリ・サンジェルマン、リール、ニース、ランスと上位チームが多く、日程的にも厳しい。
ヨーロッパリーグで優勝するという別ルートもある。準々決勝の相手はベンフィカで、こちらも簡単ではなく、イタリア勢ももちろんいて、一筋縄でいくはずがない。
これからコレアが大活躍してマルセイユが喜んで獲得してくれるのが理想的だが、これは現時点で非現実的だろう。今後のマルセイユの成績にも注目だ。