セリエA出場153分でも集中を切らさないベテランMF
インテルのデイビー・クラーセンは、昨年夏にフリーで加入したが、ほとんど出番がない現状だ。それでも、不満を訴えるようなことはない。『FcInterNews』は28日、同選手の代理人であるシュテイナー・デイツのインタビューを紹介した。
イタリア適応
「彼はミラノで快適に過ごしている。チームはとても強いし、彼は監督が凄いと言っているよ。イタリア語を学んで、しっかりイタリアに適応した。多くの試合に出ているわけじゃないけど、勝者のクラブであり、そこにはピッチに立つために健全な競争があるものだ」
なぜインテルを選んだのか
「簡単だ。彼がインテルを選ぶわけじゃない。インテルが選び、それにイエスと答えた。世界でも最高峰のクラブだ。彼はイタリアでやることを夢見ていた。とてもシンプルな話だよ」
プレー時間が少ないことへの怒りは?
「もちろん、デイビーを含めて、世界中の全ての選手がプレーしたいと思っている。ただ、彼は状況を理解している。チームはとても強い。それを理解しているし、彼は毎日練習に励んでいるよ」
シモーネ・インザーギ監督はもっと出番を与えるのにふさわしいと話していた
「デイビーは品位がある。監督がそういった言葉をかけてくれるのは、当然のことなんだ」
ステファン・デ・フライやデンゼル・ドゥンフリースといったオランダ人選手の影響は?
「そうだね。特にステファンはよく助けてくれる。彼は通訳をしてくれるし、インテルとはどういうものかを教えてくれているよ」
今後は?
「いまのことにだけ集中している。インテルで本当に幸せなんだ。インテルで達成すべき目標に集中している。だから彼に言われたんだ。いまはほかの可能性についての話を持ってこないでくれってね。彼は100%、インテルでスクデットを獲ることだけに集中している。将来のことはそれからだ。残ることも出て行くこともあり得る。それは時期がきたらだね」