アタランタ戦は特別パッチを拒否?
レーガ・セリエAは26日、インテルのフランチェスコ・アチェルビに処分を科さないという結論を出した。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、今後の展開について伝えている。
●インテルのアチェルビ、出場停止はなし。証拠不十分で(2024/3/27)
ナポリのフアン・ジェズスに対する人種差別発言疑惑で処分の可能性があったアチェルビは、証拠不十分で無罪となった。これにナポリは反発しており、すぐに怒りの声明を出している。その中で、人種差別・差別に対して独自のアプローチをしていくと述べ、レーガの姿勢に苦言を呈した。
ナポリは30日のセリエA第30節でアタランタをホームに迎える。この試合は、レーガのキャンペーンで「人種差別撲滅」のメッセージを発することになる予定で、各チームのユニフォームに「Keep racism out」と描かれたパッチが付くはずだったが、ナポリはこれを拒否する見込みとのことだ。
ルール上違反は問題なし
『ガゼッタ』によると、このキャンペーンに参加しなかったとしても、ナポリに対してレーガから制裁があるわけではない。罰金などのペナルティーも発生しないとのことだ。ただし、セリエAのロゴを付けることを拒否した場合は、そのチームはプレーすることができないという決まりがあるという。