スペツィアで兄と経験を積むインテル若手FW
スペツィアのサルヴァトーレ・エスポジトが、チームメートで弟のフランチェスコ・ピオ・エスポジトについて、『クロナケ・ディ・スポリアトーイオ』で語った。
サルヴァトーレ・エスポジトは、昨年1月からスペツィアでプレーしている。昨年夏、そこにインテルからのレンタルで弟のフランチェスコ・ピオ・エスポジトが加わった形だ。
サルヴァトーレは「僕の家に上がり込んできたから、家賃を払ってもらわないとね」と冗談を飛ばしつつ、弟との関係について次のように話した。
「ピオは枠にはめ込むタイプなんだ。僕はMFで、ピオがFW。ピオは味方に文句を言うことはない。彼をからかったり細かいことを言ったりするのは僕の役目だ。そういったことを深掘りし出すと、ピオが僕に指摘することもあるね」
エスポジト兄弟の2023/24シーズン
サルヴァトーレ・エスポジトは、スペツィアの不動のレギュラーで、ここまでセリエBで29試合に出場して1得点4アシストを記録している。フランチェスコ・ピオ・エスポジトはここまで2得点。30試合に出ているものの、先発は14回で、プレータイムは兄を下回っている。最後の得点は昨年10月24日のパレルモ戦で、そろそろゴールが欲しいところだ。
なお、2人の間の年齢のセバスティアーノ・エスポジトは、サンプドリアで18試合に出て5得点5アシストという成績を残している。こちらは2024年に入ってケガによる離脱を繰り返している。