練習に励んでチャンスを待つカナダ代表ウインガー
冬の移籍市場でインテルに加入したタジョン・ブキャナンが、カナダ『One Soccer』のインタビューに応じた。『FcInterNews』が取り上げている。
ブキャナンはここまでセリエAで3試合に途中出場している。アトレティコ・マドリーと対戦したチャンピオンズリーグでは、ユニフォーム姿になって途中出場の機会があるかと思われたが、結局は起用されなかった。
カナダ代表ウインガーが、様々なテーマについて語っている。
ベンチスタート
「選手として、ベンチから試合をみるのは難しいものだ。この状況も僕が学ぶべき経験だね」
インテルでプレーすること
「大きなことだ。インテルはビッグクラブで、いろいろなことが瞬時に起こる。それに気づく時間すらない。できるだけ早く適応したい。最高の選手たちと一緒に練習できることにとても感謝しているし、監督も世界最高峰だ」
「インテルはトップレベルの選手がそろっていて、その上で素晴らしいサッカーをしている。いま世界最強レベルの一つだね。このレベルでトレーニングできていることが、ブルージュのときから比べて前進だよ」
「毎日ベストを尽くし続ける。イタリアのリーグで違いを生み出せると感じているけど、それには時間が必要だ。毎日必死に頑張っているから、機会がきたら証明したいね」
シモーネ・インザーギ監督
「すごく競争心が強くて、どんな試合でも勝ちたいと思っている。とても戦術的で、ピッチ上で僕たちにどうプレーしてほしいのかということをすごく明確に説明できる人だ。僕は学び、呼ばれたときはそれをピッチで示したいと思っている」
よくしてくれたチームメートは?
「みんな親切で歓迎してくれた。その中で1人挙げるなら、ドゥンフリースだね」
「僕はインテルの全てのウインガーからインスピレーションを得て、自分のクオリティーを上げたい。ドゥンフリースは僕がここに慣れるのを助けてくれて、ベストを尽くすように背中を押してくれるんだ」
ラウタロ・マルティネスもいる
「彼はトッププレーヤーな上に、ナイスガイだしすごく謙虚だ。彼も最高の形で僕を歓迎してくれた。このグループに馴染むのを助けてくれたね。カピターノだし、模範的なリーダーだ。スーパーなシーズンを送っているね。そんな彼のチームメートであることを幸せに思う」
インテルでの経験からカナダ代表に活かせることは?
「全ての練習でベストを尽くすことだ。そして、本当の意味での休息日というのはないってことだね。僕はチームメートに、常に最高のパフォーマンスを引き出すように後押しできると思う」
2年間で3度の移籍。成熟したか
「良い質問だね。考えたことがないよ。イタリアでは言葉を学んで適応しようとしているところだ」
チャンピオンズリーグ、ワールドカップ…。自身のキャリアを気に入っているか
「そうだね。こどもの頃に思っていたのは、主要リーグのビッグクラブでプレーしたいってことだけだった。ここに座り、世界トップレベルのクラブの一つでプレーしていると話せるのは誇らしいことだ。スペシャルだね」