バストーニが本命、プリマヴェーラにも注目
インテルはセリエA第30節のエンポリ戦で、センターバックをどうするかが注目されている。『スカイ』が22日に伝えた。
インテルでは22日、フランチェスコ・アチェルビがイタリアサッカー連盟(FIGC)の検察から聴取を受けた。ナポリのフアン・ジェズスに対する人種差別発言疑惑があり、最終的な結論は来週に出る予定で、出場停止処分の可能性がある。
また、ステファン・デ・フライがオランダ代表の練習中に負傷したため、22日にアッピアーノに戻ってきた。回復には10〜15日ほどかかると報じられており、エンポリ戦に間に合わないかもしれない。
そのため、3バックのセンターを務められる人材が不在になる。『スカイ』は、アレッサンドロ・バストーニが代役の本命で、そのほかにはヤン・ビセックの起用もあり得ると伝えた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、バストーニを中央に置き、カルロス・アウグストを左センターバックにする可能性が最も高いとしている。
また同紙は、プリマヴェーラからの戦力にも言及した。ジャコモ・スタービレはバンジャマン・パヴァール不在時にトップ招集経験があるが、今回はフランチェスコ・スタンテに注目している。19歳のU-19イタリア代表プレーヤーで、クリスティアン・キヴ監督のもとでトレーニングを重ねており、3バックのセンターとしての適正が高いと考えられている。
プリマヴェーラ組は声が掛かったとしてもベンチスタートの可能性が高いはずだが、シモーネ・インザーギ監督の選択も気になるところだ。