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インテルがキム・ミンジェに興味? ベルゴミは「私なら選ばない」

アチェルビの処分が注目、スモーリングやマブロパノスも候補?

インテルは、今季終了後に最終ラインのテコ入れをするのだろうか。22日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が取り上げている。

インテルは現在、人種差別発言疑惑が浮上しているフランチェスコ・アチェルビの処分がどうなるかを待っているところ。事実であればクラブとしても厳しい態度をとる可能性がある。また、オランダ代表で負傷して戻ってきたステファン・デ・フライも32歳と若くなく、センターバックは補強ポイントかもしれない。

『ガゼッタ』は、特に3人が候補に挙がるとした。まずは、昨年夏にナポリからバイエルン・ミュンヘンへ移籍した韓国代表のキム・ミンジェが候補としている。キム・ミンジェはバイエルンでナポリ時代ほどの圧倒的な存在ではなく、同紙によれば、レンタルでの獲得もあり得るという。

インテルはナポリ加入前にキム・ミンジェを狙っていたことでも知られているが、いまから獲得となれば、それがレンタルだとしても、かなりの金銭が必要となることは間違いない。

そのほかでは、ローマのクリス・スモーリングと、ウェストハムのコンスタンティノス・マブロパノスの名前も挙げている。前者は以前からインテルが興味を持っており、後者は3バックと4バックの両方ができるという点で注目しているようだ。

レジェンドの意見は?

同紙は、インテルのセンターバック補強について、レジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミに意見を求めている。

ベルゴミはアチェルビについて「個性、注意力、集中力が優れている。さらにパーソナリティーもずば抜けているね。ラツィオからやってきたときに私は言ったはずだ。彼はこのポジションで、トリノのボンジョルノと並んでイタリア屈指の選手だとね」と称えた。

キム・ミンジェについては、「3バックのセンターとしての話なら、彼のポジションではないと思う。彼は最終ラインを統率するようなカリスマではないと思うし、私の意見では苦戦する。スピードもクオリティーもあるが、ほかにも必要なんものがあるし、私なら選ばない」と述べている。

スモーリングはさらに否定的で、「ジョゼ・モウリーニョが監督だったら完璧だろう。低い位置で守るチームだからだ。正直に言うと、いまのインテルで彼をみるのは難しい。取り組み次第で改善の可能性はあるはずだが、現時点で私はノーだ」と語った。

シュトゥットガルト時代にインテルが狙っていたとも言われるマブロパノスについては、「同意しかねる。若手を育てて、というなら、私はビセックでやればいいという考えだ」とし、良いアイディアではないとみている様子だ。

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