ナポリ戦短時間出場で存在感。「もう訓練は完了」
19日付けの『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、インテルのタジョン・ブキャナンを高く評価する記事を掲載した。
今冬の移籍市場で加入したカナダ代表のブキャナンは、セリエA第29節のナポリ戦に途中出場した。1−1に追いつかれた直後の投入でプレー時間は少なく、同紙の採点は評価なしとなっているが、カンピオナート第29節全体を振り返る記事でピックアップされており、7という採点が付いた。
同紙は「ラ・ペンナ主審が彼のダッシュを2度止めたのは残念。1つはファウルで、もう1つは疑わしいタイミングで試合終了を告げる笛を吹いた(ラ・ペンナはプレーを見届けることができたかもしれない)」と切り出し、「いずれにしても、1月5日に加入したブキャナンの訓練はすでに完了した」と記している。
そして、「親愛なるインザーギ。シーズン終盤はブキャナンを見せてほしい。アトレティコ・マドリー戦で投入しようとして心変わりしたことを後悔すべきかどうかをみてみよう」と綴った。
まだインテルでの先発出場がないブキャナン。チャンピオンズリーグ敗退でインテルは日程的に余裕ができたため、控え選手にとっては厳しい状況になるはずだが、ピッチに立ったときは特に攻撃面で良い雰囲気を見せている。これから出場機会を増やしていけるだろうか。