注目のボローニャFWはどこへ
チャンピオンズリーグで敗退したインテルは、早速夏のメルカートについての議論がメディアで始まっている。『FcInterNews』は15日、ボローニャのジョシュア・ザークツィーに注目した。
インテルは、今夏の移籍市場でメフディ・タレミとピオトル・ジエリンスキを迎えることが内定している。そこにザークツィーも加わるのではないかとした。
インテルの前線では、アレクシス・サンチェスが今季で契約満了で、マルコ・アルナウトビッチは負傷による離脱が多い。ラウタロ・マルティネスとマルクス・テュラムに頼っている印象は拭えないため、タレミに加えてザークツィーを考えていても不思議ではないだろう。
ザークツィーはバイエルン・ミュンヘンが買い戻しオプションを持っているが、本人はイタリアかイングランドでのプレーを望んでいるという。イタリアでは、ミランやナポリが獲得に動いている模様。ただ、インテルはアルナウトビッチやジョヴァンニ・ファビアンの取引でボローニャと関係性を築いており、チャンスはあるとみられている。
マルクス・テュラムがカギ…？
それでもインテルにザークツィー獲得資金があるかは疑問が残る。ただ、大物を放出した場合はどうだろうか。『FcInterNews』は、その可能性も伝えた。
インテルは現在、ラウタロ・マルティネスの契約延長が話題になっているが、そこは問題ではなく、マルクス・テュラムの移籍の可能性が否定できないという。
テュラムは昨年夏にインテルがフリーで加入し、1年目から見事な活躍をしている。クラブにもファンにも信頼されているが、破格のオファーがあれば、インテルは無視できない。それは昨年夏のアンドレ・オナナの取引が示しているとおりで、同メディアは7000万ユーロ級のオファーがあれば、テュラムを手放してザークツィーというアイディアがあり得るとした。
