アトレティコ・マドリー撃破に燃えるインテル指揮官
インテルは13日のチャンピオンズリーグ・ラウンド16セカンドレグでアトレティコ・マドリーと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が試合前日会見に臨んだ。
昨季のポルト戦との違い
「このインテルは、イスタンブール（昨季のチャンピオンズリーグ決勝）のあとで誕生したというわけではない。3年間でカップ戦で成功を収め、チャンピオンズリーグでタフなグループを突破し、リヴァプールやレアル・マドリーを倒し、そしてチャンピオンズリーグのファイナリストになった。これで3シーズン連続のチャンピオンズリーグ・ベスト16だが、それ以前の10年間はこの場所にいなかった。だから、インテルにとって当たり前のことではない。難しい試合になるが、ミラノでつかんだ小さなアドバンテージをうまくいかさなければいけない」
ディエゴ・シメオネは攻撃的にくる。それはインテルにとって好都合か
「シーズンを通して振り返ると、我々は出てくるチームに対してうまくやってきた。ただ、待って構えるチームとも良い成績を残している。相手がどうくるかは分からないが、試合の中で変えてくるチームだ。質の高い選手もいる。困難に対処しなければいけない」
「アトレティコ・マドリーは我々と同じシステムだが、状況に応じて4-4-2にもなる。ただ、システムどうこうではなく、選手たちをどう読み解くかがカギだろう」
先発メンバー
「いくつか検討するポジションがあり。アチェルビはボローニャ戦で復帰し、デ・フライは前回良いプレーをした。フラッテージは良い形で戻ってきたね。右はドゥンフリースとダルミアンがいて、どちらも状態が良い。唯一の心配といえば、カルロス・アウグストとマルコ・アルナウトビッチがいないことだ。彼らはファーストレグでとても重要だった」
インテリズモを注入するディマルコの重要性
「彼はクラブ全体の誇りだ。このクラブで育って様々な経験をして、チャンピオンズリーグで称えられるまでになった。次なるディマルコがこれからも出てくることに期待している」
アレクシス・サンチェス
「我々は彼を称賛しなければいけない。彼は何の準備もなく復帰し、いまでは誰からも愛されている。能力の高さはもとから明らかで、初日から模範的だった。彼にしてもアルナウトビッチにしても、チームにとって非常に重要だ。これを続けていくことが必要だ。これからまだまだ出番があるからね」
