モンツァGKにはユヴェントスらも興味
インテルはバレンティン・カルボーニとミケーレ・ディ・グレゴリオについて、どう考えているのだろうか。『FcInterNews』が3日、現状を伝えた。
2日に行われたセリエA第27節のモンツァ対ローマでは、スタンドにサミル・ハンダノビッチがいることが確認された。視察の対象は、レンタルでモンツァに加入しているカルボーニと、インテルで育ったディ・グレゴリオだったとされている。
●ハンダノビッチとサムエルがモンツァを視察。お目当ては?(2024/3/3)
バレンティン・カルボーニ
レンタル先のモンツァで活躍中のカルボーニは、アルゼンチン代表に招集されるなど注目を集めている。インテルは将来的にカルボーニに期待しているが、来季の構想に含めるかはまだ判断しておらず、これからシーズン終わりまでのパフォーマンスをチェックしていく模様だ。
インテルはカルボーニの成長のためにベストな判断をしたい考えだが、放出の可能性も否定はできないという。ただ、生半可なオファーには興味がなく、これまでいくつかのオファーを断り、その最高額は1800万ユーロだった。インテルは3000万ユーロ超の話があれば検討せざるを得ないものの、現時点でそこまでのオファーはなさそうだ。
ミケーレ・ディ・グレゴリオ
ヤン・ゾマーがいるインテルは、GK補強が優先事項ではない。エミル・アウデロを完全移籍とするかどうかを4月以降にサンプドリアと話し合う予定で、控えGKのポストが空く可能性はある。
ただ、モンツァはインテルから400万ユーロで獲得したディ・グレゴリオの価値が現在は2000万ユーロだと考えており、サブのGKに投じる額としてはあまりに高額だ。ただ、ローマ戦のパフォーマンスはハンダノビッチに好印象を与えたとされており、今後も注意深く追っていくことになる。
同メディアによると、モンツァ対ローマのスタンドには、ハンダノビッチだけでなく、ユヴェントスのスカウトもディ・グレゴリオの視察に訪れていたという。ユヴェントスは将来的なヴォイチェフ・シュチェスニーの後継者を探しており、インテルとメルカートで競争することになるかもしれない。