10年ぶりにアッピアーノを訪れた元会長
インテルの元会長であるマッシモ・モラッティ氏が1日、クラブの練習場であるアッピアーノ・ジェンティーレを訪れた。約10年ぶりに父の名が付いたアンジェロ・モラッティ・スポーツセンターに戻ってきた同氏が『スカイ』にコメントを残している。
久々のアッピアーノ
「家にも帰ってきた感じだ。同じものをみて感動したいね。招いてもらって非常にうれしいよ」
「このインテルはとても楽しい。そして非常に強いね。プレーの質が高い上に観ていて楽しめる。史上最も美しいかもしれない。ただ、比較は難しいよ。対戦相手のこともあるしね。とにかく観ていて楽しめるし、私はとても好きだ」
ラウタロ・マルティネスはトリプレーテ(3冠)時代でもプレーできるでしょうか
「もちろん。彼はブラーヴォだね。当時の我々にはミリートがいた。だから、彼と競わないとね」
シモーネ・インザーギ監督にここまで期待していましたか
「正直なところノーだね。本当にブラーヴォだし、常に成長を続けている。彼がインテルにいてうれしい。彼が素晴らしいチームをつくっている」
最近スティーブン・チャン会長と会いましたか
「いいや。最近は連絡していないね。でも、出発前に連絡をして、彼はとても満足しているようだった。熱意と希望にあふれた青年で、彼が報われていることがうれしいよ」
あなたはインテルに永遠の愛情があります
「我々にとってインテルは根源的なものだ。家族全体で強烈な情熱がある。私だけでなくてね」
ラウタロ・マルティネス以外で現チームのお気に入りは?
「全員が自分たちの役割にアダプトしているようだ。たぶん、その中で独特なスタイルや特殊なものがあるだろうが、全体のメカニズムとして機能しているね」
スクデットレースはすでに終わったと感じますか
「いつも言っていたが、今季のインテルはもともと私の中で圧倒的な本命だった。良いプレーをしていて、強く、そして継続性もある。ただ、チャンピオンズリーグは難しいから、迷信的になるかもしれないね」