「スタジアムも何が起きているか分かってなかった」とペルカッシCEO
インテルは28日、セリエA第21節延期分のアタランタ戦に臨み、サン・シーロで4-0と大勝した。インテルは2試合連続の4得点勝利に沸いているが、アタランタは不満の残る結果となっている。『スポルトメディアセット』がルカ・ペルカッシCEOのコメントなどを取り上げた。
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アタランタは立ち上がりに好スタートを切り、シャルル・デ・ケテラールがゴールネットを揺らした。しかし、これは直前にアレクセイ・ミランチュクのハンドがあったため取り消しになっている。また、インテルの3点目につながったPKのジャッジは、副審がゴールラインを割ったということを伝える旗をあげたあとでハンス・ハテブールのハンドがあったことが映像で確認されるというシーンだった。
ペルカッシCEOは『DAZNイタリア』で「主審とVARに重大なミスがあり、インテルに有利なジャッジとなった。こういった試合についてコメントするのは難しい」と切り出し、「デ・ケテラールのシーンは理解できない。ミランチュクのタッチはないだろうし、せいぜいこちらのPKだと思った。ハテブールのハンドもそうだが、スタジアムは何が起こっているか分かっていなかった」と語った。
ただ、「相手の強さにより、試合はすでに難しかった。それでもこういったエピソードがあると不可能になってしまう」と、インテルの強さについては認めている。
ガスペリーニも「異常事態」
過密日程を戦うアタランタは、3失点目のあとで一気に4人を交代し、次節ボローニャ戦へ意識を向けた。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は試合後の会見で、「我々は悪くなかったが、あのあとで試合が練習になってしまった。エピソードは異常事態だった。あれがなければ状況は違っていたかもしれない」と、判定に対する不満を覗かせていた。