「カザデイやムラッティエーリには付けなかった」
インテルは、ジョヴァンニ・ファビアンを買い戻す意思を持ち続けているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に伝えた。
ファビアンはインテルで育ち、昨年夏にボローニャに完全移籍で加入した。しかし、インテルは買い戻しオプションを付けており、いまも熱視線を注いでいる。
インテルは、今年夏にフリーでピオトル・ジエリンスキを迎えることが内定済みだ。それでもファビアンに対する関心は変わっていないというのが『ガゼッタ』の主張で、2025年まで有効な1200万ユーロの買い戻しオプション発動のタイミングを検討しているという。
同紙がファビアンのインテル復帰に自信を持っているのは、買い戻しオプションの存在が影響している。近年、インテルはチェーザレ・カザデイやサムエレ・ムラッティエーリといった有力MFを輩出しているが、どちらも買い戻しオプションなしの完全移籍で手放した。それがファビアンには付いたという事実が、インテルの期待の表れだと記している。
1月に21歳になったばかりのファビアンは、今季セリエA17試合に出場して4得点2アシストを記録している。最近はレギュラーに定着しており23日のエラス・ヴェローナ戦では1得点1アシストの大活躍だった。