賭博会社ベットソンと交渉中か
インテルの新スポンサー探しが進んでいる。クラブにとっては大金を得るチャンスだが、乗り越えるべき障害もあるようだ。『ラ・スタンパ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が24日に伝えた。
これによると、Paramount+の後釜としてインテルと交渉中なのは、ベットソン・グループ(Betsson Group)だという。ベットソンはStarCasinoなどを運営するオンラインギャンブルを扱う企業だ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ベットソンからのオファー額は年間2700万〜3000万ユーロで、これはヨーロッパ主要クラブに匹敵する条件。そのため、インテルとしても前向きに検討しており、両者の交渉が進んでいるところだという。
ただ、イタリアでは賭博会社がサッカークラブのスポンサーになることを禁じる「尊厳令(Decreto Dignità)」というものがあり、簡単に成立する話ではない。
それでもインテルは3年契約で交渉しており、『ラ・スタンパ』は可能性があるからこそ話し合っているとみている。実際、セリエAでピッチサイドにギャンブルの広告がおどっている現状であることを考えると、交渉の余地はあるのかもしれない。