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インザーギ「充実した6カ月。もっと大事なのはこれからの3カ月」

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

アトレティコ・マドリー戦に気合い十分のインテル指揮官

インテルは20日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16ファーストレグでアトレティコ・マドリーと対戦する。シモーネ・インザーギ監督が前日会見に臨み、記者の質問に答えた。

ディエゴ・シメオネとの再会

「対戦相手としてディエゴと会うことになる。うれしいね。本当に偉大なチームメートだった。彼はそのあとでスペインに戻ったが、お互いを忘れたりしなかったよ。彼については、アトレティコでやったことをみれば十分だね。監督として多くのタイトルを獲ってきたし、チームに大きな影響を与えているのは素晴らしいことだ」

インテルのシメオネになりたいか

「イタリアでは難しい。20日あれば評価は変わる。その話をしても意味がないね。とにかく懸命に取り組んでいくことが大切だ。いつも笑顔の選手たちと一緒に仕事ができて幸運だ。我々は充実した6カ月を過ごしてきた。ただ、もっと大事なのは、これからの3カ月だ。自分たちの運命を決めるのは自分たちだ。それは選手たちにも伝えているよ」

次のステップは?

「昨季に自分たちがやったことは分かっている。魔法の一夜を過ごしたし、またそうしたいと願っている。ただ、同じことを目指すチームばかりだということも分かっている」

「このラウンドはとても厳しい。アトレティコは調子が良いし我々も良いプレーをするつもりだ。180分間の試合の前半だね。素晴らしい雰囲気の中で、本当のインテルを出し切る必要があるだろう」

スペインはターンオーバーが少ない傾向がある。サレルニターナ戦はヨーロッパ・スタイルと言えるのか

「昨季はラスト3カ月で良かった。8,9人を代えて結果を出せたね。それで全員が回復して解決策になった。サレルニターナ戦はローマ戦から6日後で、今回は4日後だ。これから過密日程でタフになる。カンピオナートでは20日前は首位と勝ち点1差だったが、いまは勝ち点9のリードだ。状況はあっという間に変わるもので、先のことよりも目の前に集中することが大事になる。週1のプレーの方が簡単だし、なるべくケガなどが少ないことを祈って試合ごとに考えていく」

インテルはデータ上、様々な要素でアトレティコ・マドリーより優れている。それでも有利とは言えないのか

「そのとおり。シメオネもそうだし、彼らはチャンピオンズリーグ決勝までプレーした選手がたくさんいる。どちらも優れたベースがあり、良いゲームになるだろう。細かいところで試合は決まるもので、例えば、昨季のマンチェスター・シティ戦だって、ちょっとした違いで結果が変わっていたかもしれない」

1999/2000シーズンのラツィオから12人が監督になっている。スヴェン・ゴラン・エリクソンの影響なのか

「かなり影響しているだろうね。少なくとも、スヴェンは個人的に影響を与えた。彼のマネジメントや選手たちとの関わり方についてね。指導者として優れているだけでなく、人として魅力的で、革新的な戦術もあった。だからイタリアだけでなく、国外でも勝利を手にしたんだ」

先発メンバー

「スタンコビッチも含めて、練習でみた全員がプレーすることを望んでいる。痛い欠場が3人いるが、残りの20人は問題ない。明日の調整のあとでメンバーを決めるだろう」

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