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ゾマー「インテルは全て素晴らしい」「GKとしての完成度が高まった」

インテルの守護神に君臨するスイス代表GK

インテルのスイス代表GKヤン・ゾマーがスイス『Neue Zurcher Zeitung』のインタビューに応じた。『FcInterNews』が取り上げている。

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昨年夏にインテルにやってきたゾマーは、ここまでアンドレ・オナナ放出の痛手を感じさせない安定感でチームを救ってきている。それは、インテルに加入してからの成長も影響しているようだ。

ジャンルカ・スピネッリ

「ここには優れたGKコーチがいる。ジャンルカは最高のスペシャリストで、いろいろなことを教えてもらっている。僕はキャリアの中でいろいろなトレーニング理論に触れてきたから、GKとしての完成度は高まっているね」

「イタリアもスイスも、大きな違いはない。代表のGKコーチであるパトリック・フォレッティもほぼ同じ取り組み方だしね。イタリア人はさらにオープンマインドで試合を意識した練習をする感じだ。豊富なバリエーションの中でベストを引き出そうとする。僕の仕事はボールに触ることが多いね。いまのサッカーはそういうものだし、僕の考えともマッチしているよ」

ミラノでの生活

「ファンタスティックだ。食べ物、気候、風景、人、ミラノの街、全て良いよ。僕たちはスイス国境の近くに住んでいて、練習場も近い。全部快適だね。ただ、2023年はとても大変だった。ボルシア・メンヒェングラッドバッハでプレーしていたとき、デュッセルドルフのすごく快適なところに住んでいた。年始にバイエルン・ミュンヘンへ移籍して、その半年後にインテルだ。4歳と3歳の娘もいる。だから環境の変化は家族にとって大きなことなんだ。イタリアには誰も知り合いがいないから、全部イチからだったね」

「インテルでは3、4日おきに試合がある。試合の前日はチームで過ごすことも多い。遠征もたくさんあるし、代表戦に行くこともある。サッカー選手のそういった負担が家族や子供たちに与える影響は軽視されがちだと思っているよ」

イタリア人のサッカー熱

「イタリアの情熱はハンパじゃないね。ここにくる前から、イタリアには伝統があることは分かっていた。サン・シーロがそういうところだと理解していた。でも、インテルで初めてプレーしたとき、満員のスタジアムは本当にスペシャルだった。サン・シーロでプレーすると、今でも鳥肌が立つ。最近ユヴェントスに1-0で勝った試合があるんだけど、爆発的な感情はすさまじいね。ティフォージのインテルに対する愛情にはほとんど限界がない」

インテルは長年シモーネ・インザーギ監督のもとでプレーしており、3-5-2でどう動くべきかを誰もが理解している

「それも初日から驚かされたことだ。セリエAに簡単な試合はない。どのチームも組織的で、細かいところにも気を配っている。僕たちの監督はどこもないがしろにせず、偶然で済ませるようなことがない。その基本に従いつつ、クリエイティブに進めていく。インテルは練習もメディカルチームも全てが優秀だよ」

インテルはヨーロッパでも強豪なのか

「チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーと対戦するけど、五分五分だね。一度良くない試合をすれば、全てが台無しになる。ただ、インテルで毎日感じるんだ。大きな成功への渇望をね。昨季のチャンピオンズリーグ決勝が、インテルの選手たちとクラブに良いイメージを与えたと思う」

インテル好調の要因は?

「クラブ全体の雰囲気が良い。経験があるし、強いチームだ。ヘンリク・ムヒタリャンなんか35歳で20歳みたいに走る。3人だけ挙げるなら、ラウタロ・マルティネス、ニコロ・バレッラ、バンジャマン・パヴァールみたいな選手もいる。彼らは豊富な経験とワールドクラスの力を与えてくれるね」

将来は? グラニト・ジャカのようにスイスに戻るのか

「そうなるなら、バーゼルがいいね。ただ、僕はインテルとの契約があと2年半ある。だから、いまのところそこに集中しているよ。2026年にどうなるかは分からないね。もし1年半前に聞かれていたとして、そのあとバイエルン・ミュンヘンへ行き、さらにインテルに行くなんて言われても、信じられなかったはずだよ」

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