後半に満足のマッシミリアーノ・ファリース
インテルは10日、セリエA第24節でローマと対戦し、敵地で4-2の勝利を収めた。シモーネ・インザーギ監督のかわりにベンチで指揮を執ったマッシミリアーノ・ファリースが試合後、『DAZNイタリア』でコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
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インザーギはビデオ通話で何を?
「ビデオ通話の話ではない。前半にやるべきことをできずに興奮していたミステルと、我々を通じてのコミュニケーションだった。前半のローマは非常によく、我々は防げた2つの得点を許した」
「後半はだいぶ良くなった。選手たちが素晴らしかったね。20分間でミスをする可能性はあるが、そこから戻ることができた。修正することが重要だった。これは警告でもある。我々のチームをもってしても、こういった難しいピッチでは難しくなる。追いかけるチームは諦めるはずがないし、どのチームも我々を苦しめてくるだろう」
後半は何かが変わったのか
「ローマはギアが壊れているんじゃないかというほどの機動力で数的優位をつくってきた。その中でゴールを許し、回避しなければいけなかった2点目も許した。後半になってレベルが上がったのは、最初の合図で全てを好転させられる選手たちがいるおかげだ」
「前半の終わりにインプットしたのは、中盤の位置と、活かすべきウイングバックのことだ。それによってローマが伸びることになり、サイドで有利になれた。そのためにクオリティーを注いだが、もちろん簡単なことではなかった」
ユヴェントスと勝ち点7差
「誰も諦めないから、差をつけることは大事だ。後半のインテルは我々が知っているインテルであり、最高のものを引き出せた。みんなが最高の試合ができたと信じて抱き合っていたね」
マルクス・テュラムとラウタロ・マルティネスのどちらが重要か
「アルナウトビッチとサンチェスがとても重要だ。途中出場でしっかりと貢献してくれる。3-2となったあともローマに追いつかれないために強さを保つ必要があった。途中出場の選手がアシストしてくれることは大きいね」
アトレティコ・マドリー戦に向けて心配は?
「まずはサレルニターナ戦だ。アトレティコ・マドリーは素晴らしいチームで、ベストを尽くさなければいけない。そのためにも、まずはサン・シーロで良い結果を残すことが大事になる」