2018/19シーズン・セリエAのチャンピオンズリーグ出場権争いは最終節を残すのみ。4チームで残り2枠を争う形となっている。
すでにユヴェントスの優勝とナポリの2位が決まっている状況のセリエA。3位と4位の座を狙うのは、勝ち点66のアタランタとインテル、同65のミラン、そして同63のローマだ。
最も良い位置にいるアタランタは、最終節でホームにサッスオーロを迎える。10位のサッスオーロが今シーズンの目標をすでに達成していることを考慮し、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は難易度を5段階中下から2つめに設定した。
アタランタと同様、勝てば自力で4位以内を決められるインテルは、ホームでエンポリと対戦する。『ガゼッタ』の難易度設定は5段階で上から2つめ。17位のエンポリは降格圏と勝ち点1差。インテルが直近5試合で1勝しかしていないのに対し、エンポリは3連勝中と勢いがある。難しい試合になることを覚悟しなければいけない。
アタランタとインテルのどちらかが勝利を逃すとチャンスが出てくるのが5位のミラン。敵地での最終節だが、対戦するSPALは11位で勝敗にこだわる必要はない。そのため、『ガゼッタ』の難易度評価は5段階で最低となっている。3連勝中のミランは、アタランタかインテルの失敗を信じつつ、SPAL戦の勝利を目指す。
6位ローマはかなり厳しい状況。12位パルマとのホームゲームの難易度は最も低いとみられているが、ライバル3チームが全て敗れるという奇跡が必要だ。この場合、直接対決の成績で順位を決めるため、インテルを上回って4位に入ることができる。
アタランタとインテルが敗れ、ミランが引き分け、ローマが勝つと、勝ち点66で4チームが並ぶ。その場合は、ミラノの2チームがチャンピオンズリーグへ、アタランタがヨーロッパリーグへ、ローマがヨーロッパリーグ予選へ、それぞれ回ることになる。