ガッティのオウンゴールが決勝点に
4日に行われたセリエA第23節インテル対ユヴェントスのイタリアダービーは、1-0でホームのインテルが勝利した。
首位対2位のイタリアダービーは、立ち上がりから互角の展開になった。大方の予想通り、インテルがボールを保持し、ユヴェントスは低めに構えて速攻を狙う形となる。
徐々に圧力を強めたインテルは、37分に均衡を破る。ニコロ・バレッラが右からクロスをニアに入れると、バンジャマン・パヴァールがジャンピングボレーを試みる。これはうまくミートせずにゴールの方向にボールが流れると、マルクス・テュラムが飛び込み、ユヴェントスのフェデリコ・ガッティに当たってゴールに入った。
後半に入ると、試合はより大味になる。ユヴェントスが前に出ることでインテルにもチャンスが増えた。インテルは57分にハカン・チャルハノールのシュートがポストを叩くシーンがあり、ユヴェントスもインテルゴール前に押し込んでいく。69分にはインテルがバレッラのボレーが枠を捉えたが、相手GKヴォイチェフ・シュチェスニーの好守に遭い、やはりゴールは決まらない。
88分にはカウンターでインテルが決定機。右からのクロスに途中出場のマルコ・アルナウトビッチが合わせたが、ここでもシュチェスニーが完璧なセーブを見せ、勝負を決めることができない。
終盤立て続けに交代カードを切ったユヴェントスは、90分に加入したばかりのカルロス・アルカラスを投入するなどしたが、大きな変化は生み出せず。
試合は1-0で終了し、1試合未消化のインテルが2位ユヴェントスとの勝ち点差を4にひろげた。