アスラニが初アシスト、ゾマーはPKストップ
28日に行われたセリエA第22節のフィオレンティーナ対インテルは、1-0でアウェーのインテルが勝利した。
スーペルコッパ・イタリアーナ参戦の影響でカンピオナートの試合消化が遅れているインテルは、首位ユヴェントスと勝ち点2差の暫定2位で再び首位を目指す。ハカン・チャルハノールとニコロ・バレッラがそろって出場停止という状況で、クリスチャン・アスラニとダヴィデ・フラッテージが中盤に起用された。
立ち上がりに危ない場面が続いたインテルだが、アスラニが先発起用に応えて結果を出した。14分、左からのCKをニアに送ると、ラウタロ・マルティネスがうまくヘディングで合わせてインテルが先制する。アスラニにとってはインテル加入後初アシストとなった。
その後はどちらにも好機があり、もっとゴールが生まれてもおかしくない展開だったが、スコアは動かず、1-0のまま折り返す。
後半もこの展開が続くが、73分にインテルに大ピンチが訪れた。ゴール前の空中戦でGKヤン・ゾマーが飛び出してパンチングを試みるが、ムバラ・エンゾラの方が先に触っており、オンフィールドレビューで確認してPKに。しかし、ニコラス・ゴンサレスのPKをゾマーが止めて、インテルは危機をしのいだ。
結局、インテルは最後まで追加点を奪えなかったものの、同点弾も許さず、試合は1-0で終了。インテルは2024年公式戦全勝の5連勝、セリエA3連勝で首位に再浮上した。次節はユヴェントスとの首位攻防戦だ。