シュクリニアルは投票
ローマのロメル・ルカクが、またしてもインテリスタたちの反感を買っている。「ザ・ベスト FIFAフットボールアウォーズ」で新たなエピソードが生まれた。
FIFAの式典で年間最優秀監督に選ばれたのは、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督だった。2位はナポリを指揮したルチアーノ・スパレッティで、3位にインテルのシモーネ・インザーギ監督が入っている。
年間最優秀監督と年間最優秀選手は、記者投票とFIFA公式サイトのウェブ投票以外に、各国代表監督と代表キャプテンに投票権がある。ルカクはベルギー代表の主将であり、投票権を持つ立場だ。
2022/23シーズンにインテルでプレーしたルカクの投票は、1位がグアルディオラ、2位がバルセロナのシャビで、3位にスパレッティとなっており、インザーギには投票しなかった。
一方で、同じく昨季をインテルで戦った現パリ・サンジェルマンのスロバキア代表主将ミラン・シュクリニアルは、スパレッティ、グアルディオラ、インザーギの順で投票しており、インテル時代の指揮官にもポイントを入れている。
投票はそれぞれの意見があって当然だとしても、インテルでチャンピオンズリーグ決勝進出を果たしたインザーギは、一般的にも高い評価を受けた。それだけに、そのインテルでプレーした選手が投票しなかったことは、ファンの怒りを買ったようだ。