リールとの関係がアドバンテージ?
ユヴェントスが、リールのティアゴ・ジャロに狙いを定めたという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に伝えた。
ティアゴ・ジャロは、インテルが以前から獲得を狙っているセンターバック。リールとの契約が今季で満了となるため、フリーでの獲得を目指していることが繰り返し報じられてきた。
しかし、ここにきてユヴェントスの関心がさらに強くなっているとのことだ。
ユヴェントスは、ダニエレ・ルガーニの契約延長がまだ。さらにアレックス・サンドロとの別れも近いと言われいてるため、これから守備補強が必要になる。その候補としてティアゴ・ジャロが挙がっており、交渉に割って入ることになるという。
インテルにとってもユヴェントスにとっても、ティアゴ・ジャロを即戦力とは捉えていない。今年3月の負傷からまだ復帰していないことを考慮して、ユヴェントスにとっても将来に向けての補強という。
『ガゼッタ』は、ユヴェントスが今年夏にティモシー・ウェアを獲得した際の良好な関係を活かして交渉にあたるとしている。ただ、来夏にはフリーとなるため、今冬の移籍でなければ、クラブ間の関係はそれほど影響しないはずだ。
ユヴェントスは200万〜300万ユーロの年俸を用意しているとのことだが、争奪戦におけるインテルとの差を縮められるだろうか。