レッチェを下して首位快走
23日に行われたセリエA第17節のインテル対レッチェは、2-0でホームのインテルが勝利を収めた。
ケガで不在のラウタロ・マルティネスのかわりにマルコ・アルナウトビッチを起用したインテルは、立ち上がりから主導権を握った。しかし、そのアルナウトビッチが決定機を決めきれず、なかなか先制点を奪うことはできない。
前半の主役になったのはヤン・ビセック。40分のCKから放ったヘディングシュートがクロスバーを叩いたインテルDFは、43分にFKにヘディングで合わせてインテル加入後初ゴールを記録。ホームチームが1点リードで折り返した。
後半は1点を追いかけるレッチェが押し込む時間帯になったが、78分に待望の追加点。ニコロ・バレッラのパスを受けたアルナウトビッチがヒールでリターンを出し、裏に飛び出したバレッラが冷静に決めた。
ゴール後、ここまで苦しいシーズンとなっているアルナウトビッチにチームメートが駆け寄ってアシストを称えるシーンは、インテルの団結を感じさせるシーンと言えるかもしれない。
その後、レッチェはラメック・バンダが暴言で退場となり、インテルはさらに楽な展開に。2-0で勝利を収め、良い形でクリスマスを迎えることになった。