ただし、可能性も感じる
ファビオ・カペッロが19日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で、イタリア勢のチャンピオンズリーグについて語った。アトレティコ・マドリーと対戦することになったインテルのことをどうみているのだろうか。
アトレティコ・マドリー戦
「もっと悪い相手になる可能性もあった。ただ、シメオネのチームは難しい相手だ。監督の影響で激しくくるし、戦術的にも整っている。彼は謙虚で気を抜くこともないだろう。自分たちはアトレティコ・マドリーであり、楽しむためではなく、勝つために戦う、という意識をしっかりと持っている」
インテルはチャンピオンズリーグよりもスクデットに集中している様子
「ベンフィカ戦とレアル・ソシエダ戦、ここ2試合のシモーネ・インザーギの変更を見ると明らかだろう」
2つ同時は難しいのか
「ケガ人とカンピオナートの順位による。インザーギがアトレティコ・マドリー戦でベストメンバーを出せることを願っているよ。まあ、正直グループステージのラスト2試合のメンバー変更は、私もそうすると思っていた」
「ケガはいまのところ問題になっていない。記録破りのミランに比べて、大きなトラブルにはなっていないね」
チャンピオンズリーグの消耗はそれほどなのか
「メンタル的に多くを消耗する。ただ、選手、クラブ、そしてみんなにとっての夢でもある。インテルはいまもイスタンブールでの悔しさを抱えていると思う」
インテルは最後まで行けるか
「そうだね。あとは監督がどこまで望むか次第だ。インザーギのチームはどこでも戦える。どことでも戦えるのであれば…」